ISO 16311 のこの部分では、修理および予防の救済策の仕様に関する基本的な考慮事項と意思決定、および他の国際規格または技術仕様で指定されている製品およびシステムを使用した鉄筋および非鉄筋コンクリート構造物の管理戦略について定義しています。
ISO 16311 のこの部分は、大気中に露出した構造物、およびアクセス可能な場合には埋設または水没した構造物のみを対象としています。
ISO 16311 のこの部分では、修理および予防の設計原則と、以下を含むがこれらに限定されない欠陥および進行中の劣化に対する戦略を規定しています。
a) 機械的作用、例: 衝撃、過負荷、沈下による動き、爆風、振動、および地震作用; c) 物理的作用、例えば凍結融解、熱分解、水分の移動、塩の結晶化、火災、浸食。
e) 建設時から対処されなかった元々の建設上の欠陥。
b) 環境からの化学的および生物学的作用、例えば硫酸塩の攻撃、アルカリ骨材反応。
d) 補強材の腐食。
メンテナンスと修理の実行は ISO 16311-4 でカバーされています。
ISO 16311 のこの部分の範囲に関する詳細な背景情報は、付録 A に記載されています。