この国際規格は、以下の設計、型式試験、およびマーキングに関する要件を指定しています。
(a) 詰め替え可能な携帯用ガスシリンダーに取り付けるためのシリンダーバルブ。
b) シリンダバンドル用の主遮断弁(ボール弁を除く)。
c) 統合圧力調整器を備えたシリンダーまたは主遮断弁 (VIPR、en: 統合圧力調整器を備えたバルブ)。
圧縮ガス、液化ガス、または溶解ガスを駆動するものを特定しました。
注 1 曖昧さの危険がない限り、この国際規格では、シリンダバルブ、主遮断バルブおよび VIPR を総称して「バルブ」という用語で呼びます。
この国際規格は、クロージャーとしてのバルブの機能を扱います。
この国際規格は、極低温システム、携帯用消火器、液化石油ガス (LPG) 用のバルブ、急速開閉バルブ (消火、防爆、救助用途など)、逆止弁、ボールバルブには適用されません。
注 2 極低温容器用のバルブの要件は ISO 21011 に規定されており、また地域レベルでも規定されています。
B. EN 1626 で定義されています。
液体ガスバルブの要件は ISO 14245 または ISO 15995 で指定されています。
クイックオープンバルブの要件には次のものが含まれます。
B. ISO 17871 で定義されています。
携帯消火器のバルブの要件は地域レベルです。
B. EN 3 シリーズで指定されています。
逆止弁とボールバルブの要件は、国際/地域規格で指定されている場合があります。
注 3 この国際規格に従ったバルブの製造試験および検証の要件は、ISO 14246 に含まれています。
注 4 VIPR の追加要件は、産業用途の場合は ISO 22435、医療用途の場合は ISO 10524-3 で指定されています。
チェック機能の有無にかかわらず、残圧バルブに関する追加要件は ISO 15996 に規定されています。
圧力解放装置の追加要件は、国際/地域の法律/規範で規定される可能性があります。