International Organization for Standardization (ISO)
最新版
ISO 898-5:2012
範囲
ISO 898 のこの部分では、10 °C ~ 35 °C の周囲温度範囲でテストした場合の、炭素鋼または合金鋼で作られた止めねじおよび同様のねじ付きファスナーの機械的および物理的特性を指定します。
ISO 898 のこの部分の要件に準拠するファスナー (止めねじと同様のねじ付きファスナーをまとめて考えるときに使用される用語) は、その周囲温度範囲で評価されます。
ISO 898 のこの部分に準拠したファスナーは、指定された硬度クラスに分類され、圧縮応力下でのみ使用することを目的としています。
注 ISO 898 のこの部分の要件に準拠したファスナーは、-50 °C ~ +150 °C の範囲の用途で使用されます。
特定の用途に適切な選択を決定する際、-50 °C ~ +150 °C の範囲外および最大 +300 °C までの温度については、経験豊富なファスナー冶金学者に相談するのはユーザーの責任です。
ISO 898 のこの部分は、止めねじおよび同様のねじ付き留め具に適用されます。
- 炭素鋼または合金鋼製、 - ISO 68-1 に準拠した三角形の ISO メートルねじ山を有する、 - M1,6 の粗ピッチねじ山を有するから M30、および M8×1 から M30×2 の細ピッチねじ、 — ISO 261 および ISO 262 に準拠した直径とピッチの組み合わせ、および — ISO 965-1 および ISO 965-2 に準拠したねじ公差を備えています。
- 引張強さ、 - せん断強さ、 - 溶接性、 - 耐食性、または - +150 °C を超える温度または -50 °C 未満の温度に耐える能力などの特性の要件は指定されていません。