ASTM D1921-18
プラスチック材料の粒子径の標準試験方法(ふるい分析)

規格番号
ASTM D1921-18
制定年
2018
出版団体
American Society for Testing and Materials (ASTM)
最新版
ASTM D1921-18
範囲
1.1 これらの試験方法は、一般的に供給される粉末、顆粒、またはペレットの形態のプラスチック材料の粒径の測定を対象としています。 これらの試験方法は乾式ふるいによるため、測定下限は38μm(400号ふるい)程度と考えられます。 粒子サイズが小さい場合は、沈降試験方法が推奨されます。 1.2 2 つの試験方法について説明します。 1.2.1 試験方法 A - この試験方法では、材料の粒子サイズに応じて選択された複数のふるいを使用します。 この方法は、平均粒径と粒度分布を決定するために使用されます。 1.2.2 試験方法 B - この試験方法は、いくつかの特定のふるいを使用して実施される試験方法 A の短縮版です。 この試験方法は、特定のふるいの「通過率」または「残留率」を決定します。 試験方法 B は、ペレットやキューブなどの正規の粒度分布を持たない材料に適用されます。 1.3 金網開口部の寸法および金網に使用される線径は、SI単位で記載した値が目安となります。 1.4 この規格は、その使用に関連する安全上の懸念がある場合、そのすべてに対処することを目的とするものではありません。 適切な安全、健康、および環境慣行を確立し、使用前に規制上の制限の適用可能性を判断するのは、この規格のユーザーの責任です。 注 1 - この試験方法に相当する既知の ISO はありません。 1.5 この国際規格は、世界貿易機関貿易技術障壁 (TBT) 委員会によって発行された国際規格、ガイドおよび推奨事項の開発のための原則に関する決定で確立された、国際的に認められた標準化原則に従って開発されました。

ASTM D1921-18 規範的参照

  • ASTM E11 試験用ワイヤースクリーンクロス及びふるい装置の標準仕様
  • ASTM E691 試験方法の精度を決定するための研究所間研究

ASTM D1921-18 発売履歴

  • 2018 ASTM D1921-18 プラスチック材料の粒子径の標準試験方法(ふるい分析)
  • 2012 ASTM D1921-12 プラスチック材料の標準粒度試験方法(ふるい分析)
  • 2006 ASTM D1921-06e1 プラスチック材料の標準粒度試験方法(ふるい分析)
  • 2006 ASTM D1921-06 プラスチック材料の粒子径の標準試験方法(ふるい分析)
  • 2001 ASTM D1921-01 プラスチック材料の粒子径の標準試験方法(ふるい分析)
  • 2001 ASTM D1921-96 プラスチック材料の粒子径の標準試験方法(ふるい分析)
プラスチック材料の粒子径の標準試験方法(ふるい分析)



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