ASTM E975-00
結晶方位がほぼランダムな鋼中の残留オーステナイトを X 線で測定するための標準的な手法

規格番号
ASTM E975-00
制定年
2000
出版団体
American Society for Testing and Materials (ASTM)
状態
に置き換えられる
ASTM E975-03
最新版
ASTM E975-22
範囲
1.1 この実習では、クロム Kα またはモリブデン Kα X 線を使用した X 線回折ピークの積分強度 (バックグラウンド上のピークの下の面積) を使用して、鋼中の残留オーステナイト相を決定します。 1.2 この方法は、フェライト相とオーステナイト相の両方の結晶方位がほぼランダムである炭素鋼および合金鋼に適用されます。 1.3 この実践は、1 体積%以上の残留オーステナイト含有量に有効です。 1.4 可能であれば、炭化物などの他の結晶相からの X 線回折ピークの干渉を、フェライトおよびオーステナイトのピーク強度から除去する必要があります。 1.5 鋼中の相当量の合金含有量は、この方法では考慮されていないピーク強度の変化を引き起こします。 総合金含有量が 15 重量%を超える鋼にこの方法を適用する場合は注意が必要です。 必要に応じて、ユーザーは、化学組成の変化によるオーステナイトとフェライトの単位格子の体積の変化を考慮して、理論的な補正係数を計算できます。 1.6 この規格は、その使用に関連する安全上の懸念がある場合、そのすべてに対処することを目的とするものではありません。 適切な安全衛生慣行を確立し、使用前に規制上の制限の適用可能性を判断することは、この規格のユーザーの責任です。

ASTM E975-00 発売履歴

  • 2022 ASTM E975-22 結晶配向がほぼランダムな鋼の残留オーステナイトを X 線で測定するための標準試験方法
  • 2013 ASTM E975-13 ほぼランダムな結晶配向を持つ鋼中の残留オーステナイトを X 線で測定するための標準的な手法
  • 2003 ASTM E975-03(2008) ほぼランダムに結晶化した配向鋼における残留オーステナイトの X 線測定の標準的な手法
  • 2003 ASTM E975-03 ほぼランダムに結晶化した配向鋼における残留オーステナイトの X 線測定の標準的な手法
  • 2000 ASTM E975-00 結晶方位がほぼランダムな鋼中の残留オーステナイトを X 線で測定するための標準的な手法



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