ISO 17289:2014
水質 溶存酸素測定 光学センサー方式

規格番号
ISO 17289:2014
制定年
2014
出版団体
International Organization for Standardization (ISO)
最新版
ISO 17289:2014
範囲
この国際規格は、蛍光消光に基づいて動作するセンサーを使用して、水中の溶存酸素を測定するための光学的方法を規定しています。 測定は、1 リットルあたりのミリグラム単位の酸素濃度、飽和率 (% 溶存酸素)、またはその両方として行うことができます。 使用する機器に応じて、メーカーのマニュアルに従って、0.1 mg/l または 0.2 mg/l の検出限界に達する可能性があります。 ほとんどの機器では、100 % を超える値、つまり過飽和の測定が可能です。 注 酸素分圧が空気中よりも高い場合、過飽和が発生する可能性があります。 特に藻類の成長が激しい場合は、最大 200 % 以上の過飽和が発生する可能性があります。 飽和度が 100% を超える水を測定する場合は、サンプルの取り扱いおよび測定中に酸素の放出を防ぐための措置を講じる必要があります。 同様に、飽和が 100% 未満の場合、サンプルへの酸素の輸送を防ぐことが重要です。 この方法は、実験室での測定だけでなく、現場での測定や溶存酸素の連続モニタリングにも適しています。 これは、色が濃く濁った水に適した方法の 1 つであり、指定されたヨウ素滴定法に干渉する可能性がある鉄およびヨウ素固定物質のせいでウィンクラー滴定法に適さない水の分析にも適しています。 飲料水、天然水、廃水、塩水など。 海水や河口水などの塩水に使用する場合、酸素濃度測定には塩分補正が必須です。

ISO 17289:2014 規範的参照

  • ISO 3696:1987 分析研究所における水使用の仕様と試験方法
  • ISO 5813:1983 水質中の溶存酸素の定量ヨウ素分析法
  • ISO 5814:2012 水質、溶存酸素の電気化学的プローブ法による測定
  • ISO 7888:1985 水の導電率の測定

ISO 17289:2014 発売履歴

  • 2014 ISO 17289:2014 水質 溶存酸素測定 光学センサー方式
水質 溶存酸素測定 光学センサー方式



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