ISO 16063-42:2014
振動・衝撃センサーの校正方法 第42回:重力加速度を利用した高精度地震計の校正

規格番号
ISO 16063-42:2014
制定年
2014
出版団体
International Organization for Standardization (ISO)
最新版
ISO 16063-42:2014
範囲
ISO 16063 のこの部分では、局所的な重力加速度 (局所的な地球の重力、地球の重力による加速度の局所的な値) を基準値として使用して、地震計の感度を正確に校正するために使用される機器と手順が指定されています。 これは一般に、速度出力の有無にかかわらず、0,003 Hz ~ 100 Hz の帯域幅を持つ広帯域地震計のカテゴリにある質量位置出力を備えたサーボ タイプの加速度計に適用することを目的としています。 指定された方法により、ユーザーは最大 10−5 m/s2 (1 mGal および重力加速度の約 1 ppm に相当) までの地震計の静的感度を得ることができます。 この方法によって達成される適用加速度の結合および拡張された (k = 2) 不確実性は 10−6 m/s2 (0,1 mGal) です。 ISO 16063 のこの部分に記載されている絶対重力計を使用すると、加えられる加速度の不確かさは 5 × 10−8 m/s2 (5 μGal) に抑えることができます。 テスト対象デバイス (DUT) による不確実性を除いた、キャリブレーションの相対拡張不確かさは 0.5 % です。 適用される地震計の最終用途は次のとおりです。 a) 地球物理学用途を含む地球科学の測定および観測。 c) 土木における建築構造物及び基礎地盤の健全性診断。 b) 地滑りの前兆検知などの防災のための測定・観測。 d) 核実験検出のための観察。

ISO 16063-42:2014 規範的参照

  • ISO 16063-1:1998 振動および衝撃センサーの校正方法 パート 1: 基本概念
  • ISO 2041:2009 機械的振動、衝撃、状態の監視。
  • ISO 5347-5:1993 振動および衝撃センサーの校正方法 パート 5: 地球の重力校正
  • ISO 8042:1988 衝撃・振動測定用慣性センサーの特性
  • ISO/IEC Guide 98-3:2008 測定の不確かさ パート 3: 測定の不確かさの表現に関するガイドライン (GUM-1995)

ISO 16063-42:2014 発売履歴

  • 2014 ISO 16063-42:2014 振動・衝撃センサーの校正方法 第42回:重力加速度を利用した高精度地震計の校正
振動・衝撃センサーの校正方法 第42回:重力加速度を利用した高精度地震計の校正



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