BS EN ISO 8130-4:2010
粉体塗装 爆発下限界値の計算

規格番号
BS EN ISO 8130-4:2010
制定年
1993
出版団体
British Standards Institution (BSI)
状態
 2022-04
に置き換えられる
BS EN ISO 8130-4:2021
最新版
BS EN ISO 8130-4:2021
交換する
87/54852 DC:1987
範囲
ISO 8130 のこの部分では、コーティング粉末の爆発下限、つまり爆発性混合物を形成する空気中のコーティング粉末の最小濃度の計算方法を指定しています。 これは、ISO 1928 に記載された方法によって決定される製品の総発熱量、または製品の構成成分の総発熱量の知識に基づいています。 この量を測定する信頼性の高い方法には、すぐには入手できない特殊な装置の使用が必要です。 空気中の可燃性粉塵の爆発指数を決定する方法は、ISO 6184-1 に記載されています。 ただし、この方法は非常に複雑で、かなりの専門知識が必要であり、高価です。 この計算方法により爆発限界が低くなり、コーティング塗布プラントに適用した場合に満足できることが実際に証明されています。 注 1 ポリ(塩化ビニル)タイプの粉末など、可燃性ではない粉末の場合でも、この方法により空気中での爆発下限の値が得られる場合があります。 したがって、爆発の危険性の過小評価は効果的に回避されます。 注 2 この国際規格で使用される計算は、次の仮定に基づいています。 a) 材料は分子分散の形で存在する。 b) 材料が最高の酸化レベルまで完全に燃焼していること。 c) 断熱型の反応があること。 d) 空気中での爆発の最小濃度が達成される組成の火炎温度は 1,000 °C であること。

BS EN ISO 8130-4:2010 規範的参照

  • ISO 1928:1976 固体鉱物燃料 熱量法による総発熱量の決定と正味発熱量の計算
  • ISO 6184-1:1985 爆発抑制システム パート 1: 空気中の可燃性粉塵の爆発指数の決定
  • ISO 842:1984 塗料やワニスの原料、サンプリング

BS EN ISO 8130-4:2010 発売履歴




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