ISO 11443:2005
プラスチック:キャピラリーレオメーターおよびスリットレオメーターによるプラスチックの流動性の測定

規格番号
ISO 11443:2005
制定年
2005
出版団体
International Organization for Standardization (ISO)
状態
に置き換えられる
ISO 11443:2014
最新版
ISO 11443:2021
範囲
この国際規格は、プラスチック加工時に生じる速度と温度に近いせん断応力を受けたプラスチック溶融物の流動性を測定する方法を規定しています。 プラスチック溶融物の流動性は一般に温度のみに依存するのではなく、他のパラメータ、特にせん断速度やせん断応力にも依存するため、これらの方法に従ってプラスチック溶融物を試験することが必要です。 この国際規格に記載されている方法は、圧力および/または力変換器の測定範囲とレオメーターの機械的および物理的特性に応じて、10 Pa.s から 10Pa.s までの溶融粘度を決定するのに役立ちます。 押出レオメーターで発生するせん断速度は 1 秒から 10 秒の範囲です。 ダイの入口での伸びの影響により、ダイの出口で押出物が膨潤します。 押出物の膨潤を評価する方法も含まれています。 記載されているレオロジー技術は、壁に付着する熱可塑性プラスチック溶融物の特性評価のみに限定されません。 たとえば、「スリップ」効果を示す熱可塑性プラスチックや熱硬化性プラスチックを含めることができます。 ただし、せん断速度とせん断粘度を決定するために使用される方法は、壁に接着していない材料には無効です。 それにもかかわらず、この標準は、特定の形状におけるそのような流体のレオロジー的挙動を特徴付けるために使用できます。

ISO 11443:2005 発売履歴

  • 2021 ISO 11443:2021 プラスチック:キャピラリーおよびスロットダイレオメーターによるプラスチックの流動特性の測定
  • 2014 ISO 11443:2014 プラスチック:キャピラリーおよびスロットダイレオメーターによるプラスチックの流動特性の測定
  • 2005 ISO 11443:2005 プラスチック:キャピラリーレオメーターおよびスリットレオメーターによるプラスチックの流動性の測定
  • 1995 ISO 11443:1995 キャピラリーレオメーターとスリットレオメーターを使用したプラスチックの流動性の測定



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