この規格は、特殊な測定装置で負荷をかけた空気入りタイヤとソリッドタイヤの抵抗を測定する方法を規定しています。
車両の静電気は通常、タイヤを通して放電する必要があり、タイヤの電気抵抗は、タイヤが車両の静電気を放電する能力の尺度となります。
この規格は、1012Ω以下のタイヤ抵抗を正確に測定するための測定装置、測定条件、測定方法を規定しています。
付録 C には、タイヤの抵抗限界に関する参考仕様が記載されています。
付録 D は、車両のタイヤ抵抗の直接測定を規定しています。
付属書 E は、生産品質の監視に適したタイヤ抵抗の簡略化された測定方法を規定しています。
この規格は、空気入りタイヤおよびソリッドタイヤの抵抗の測定に適用されます。