ASTM D4085-93(2008)
原子吸光分光光度計を用いたセルロース中の金属の標準試験方法

規格番号
ASTM D4085-93(2008)
制定年
1993
出版団体
American Society for Testing and Materials (ASTM)
状態
に置き換えられる
ASTM D4085-93(2013)
最新版
ASTM D4085-93(2021)
範囲
パルプ中のマンガンはセルロースを酸化する触媒として作用します。 パルプ中の鉄は、レーヨン繊維の黄色を引き起こし、酢酸セルロースプラスチックの色に影響を与える可能性があります。 鉄は写真用紙や青写真用紙にも問題を引き起こします。 パルプ中の銅はセルロースの酸化を遅らせる作用があり、ビスコースの熟成に影響を与える可能性があります。 銅はレーヨン繊維の染料レベルを妨げ、酢酸セルロースプラスチックの色に影響を与えます。 パルプ中のカルシウムは、アセテート、レーヨン、セロファンなどに加工する際に問題を引き起こす可能性があります。 カルシウムは、ビスコースの紡糸やフィルムのキャスティング操作で望ましくない堆積物を生成する可能性があります。 カルシウムは酢酸セルロース製造時の粘度制御に影響を与える可能性があります。 1.1 この試験方法は、木材または綿からのセルロースパルプの鉄、銅、マンガン、およびカルシウム含有量の測定を対象としています。 1.2 SI 単位で記載された値は標準とみなされます。 この規格には他の測定単位は含まれません。 1.3 この規格は、その使用に関連する安全上の懸念がある場合、そのすべてに対処することを目的とするものではありません。 適切な安全衛生慣行を確立し、使用前に規制上の制限の適用可能性を判断することは、この規格のユーザーの責任です。

ASTM D4085-93(2008) 発売履歴

  • 2021 ASTM D4085-93(2021) 原子吸光分光光度計を用いたセルロース中の金属の標準試験方法
  • 1993 ASTM D4085-93(2013) 原子吸光分光光度計を用いたセルロース中の金属の標準試験方法
  • 1993 ASTM D4085-93(2008) 原子吸光分光光度計を用いたセルロース中の金属の標準試験方法
  • 1993 ASTM D4085-93(2003) 原子吸光光度計を用いたセルロース中の金属の検査方法
  • 1993 ASTM D4085-93(1997) 原子吸光光度計を用いたセルロース中の金属の検査方法



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