SAE AIR1387C-2003
ガラス転移付近またはそれ以下の低温で使用するエラストマーの設計

規格番号
SAE AIR1387C-2003
制定年
2003
出版団体
Society of Automotive Engineers (SAE)
状態
に置き換えられる
SAE AIR1387A-2011
最新版
SAE AIR1387D-2016
範囲
低温で使用するエラストマー部品の設計を確実に成功させるには、設計エンジニアは、低温でのゴム材料の特有の特性を理解する必要があります。 ゴムを静電気で使用することはありません。 ゴム弾性のガウス理論は、ゴムの弾性特性が約 15% の内部エネルギーによるものであり、残りの 85% がエントロピー変化であることを示しています。 言い換えれば、エラストマーが変形すると、エラストマーチェーンネットワークは強制的にその構成を再配置し、それによってエントロピー変化を通じてエネルギーを蓄積します。 熱力学的には、これはゴムの弾性が時間と温度に依存することを意味します (参考文献 25)。 このレポートの目的は、ゴムに適用できる用語、試験方法、数学的モデルを用いてゴムの低温特性に関する指針を提供し、実際の経験を提示することです。 このようにして、特にゴム材料の選択における間違いを回避し、設計エンジニアが設計プロセスに関与する他の多くの要素とともに低温材料特性を考慮できるようにすることが期待されています。

SAE AIR1387C-2003 規範的参照

  • ASTM D1043-02 ねじり試験法によるプラスチックの温度変化による強度の標準的な試験方法
  • ASTM D1229-03 ゴムの標準的な特性試験方法 低温圧縮永久歪み
  • ASTM D1329-02 ゴム特性評価の標準試験法 低温収縮率(TR試験)
  • ASTM D797-82 常温および常温以下におけるゴムのヤング率の試験方法
  • ASTM E756-98 材料の振動減衰特性を測定する試験方法
  • SAE AMS7258 リング、シール、ブタジエンアクリロニトリルゴム、耐燃料、低収縮NBRタイプ、65 75

SAE AIR1387C-2003 発売履歴

  • 2016 SAE AIR1387D-2016 低温での使用向けに設計されたエラストマー
  • 2011 SAE AIR1387A-2011 低温での使用向けに設計されたエラストマー
  • 2003 SAE AIR1387C-2003 ガラス転移付近またはそれ以下の低温で使用するエラストマーの設計
  • 1995 SAE AIR1387B-1995 ガラス転移付近またはそれ以下の低温設計にはエラストマーを使用する
  • 1976 SAE AIR1387-1976 低温での使用向けに設計されたエラストマー



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