ASTM D2440-99(2004)
鉱物絶縁油の酸化安定性試験方法

規格番号
ASTM D2440-99(2004)
制定年
1999
出版団体
American Society for Testing and Materials (ASTM)
状態
に置き換えられる
ASTM D2440-13
最新版
ASTM D2440-13(2021)
範囲
変圧器油の酸化安定性試験は、変圧器油を所定の条件で試験した際に、変圧器油中に生成するスラッジや酸生成物の量を評価する方法です。 スラッジや酸の生成を最小限に抑え、オイルの耐用年数を最大限に延ばすためには、良好な酸化安定性が必要です。 仕様 D 3487 でこの試験に指定された要件を満たすオイルは、電気伝導を最小限に抑え、許容可能な熱伝達を確保し、システムの寿命を維持する傾向があります。 このテストは絶縁システム全体 (油、紙、エナメル、ワイヤー) をモデル化していないため、このテストの性能と使用中の性能の間に相関関係は証明されていません。 ただし、この試験は、酸化防止剤を評価し、生産油の酸化安定性の一貫性を確認するための対照試験として使用できます。 1.1 この試験方法は、所定の加速老化条件下での鉱変圧器油の酸化耐性を測定します。 酸化安定性は、酸化中に油がスラッジや酸生成物を形成する傾向によって測定されます。 この試験方法は、抑制されていない油と抑制された油の両方に新しい油に適用できますが、使用済み油または再生油については明確に定義されていません。 注 1 抑制されたオイルを評価するためのより短時間の酸化試験は、試験方法 D 2112 で利用できます。 注 2 揮発性酸性度の測定に興味がある場合は、IEC 小委員会 10A の研究を参照してください。 1.2 メートル単位で記載された値は標準とみなされます。 この標準は、その使用に関連する安全上の懸念がある場合、そのすべてに対処することを目的とするものではありません。 適切な安全衛生慣行を確立し、使用前に規制上の制限の適用可能性を判断することは、この規格のユーザーの責任です。

ASTM D2440-99(2004) 発売履歴




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