BS DD ISO/TS 4869-5:2006
音響、聴覚保護、新しい試験目的に対応した騒音低減推定方法

規格番号
BS DD ISO/TS 4869-5:2006
制定年
2006
出版団体
British Standards Institution (BSI)
最新版
BS DD ISO/TS 4869-5:2006
範囲
この技術仕様は、聴力閾値における受動型聴覚保護具の騒音低減を測定する方法を指定します。 この方法は、最適な方法で聴覚保護具を着用する訓練や動機が不足している可能性がある、現実世界の職業環境における典型的なユーザー グループによって得られる騒音低減の推定値を提供するように設計されています。 検査方法の原理は、聴覚保護具を着用している場合と着用していない場合の聴力閾値の違いを測定することです。 閾値間のこの差がノイズ低減を構成します。 測定は、指定された数の被験者に対して 2 回行われます。 注 1 聴覚保護具の聴力閾値への影響を測定する原理は、ISO 4869-1 およびこの技術仕様で使用されています。 ISO 4869-1 に記載されている方法により、テスト対象の聴覚保護具の音響減衰が得られます。 測定の結果は、聴覚保護具の純粋な物理的特性です。 この技術仕様に記載されている方法は、システム全体の性能、つまり聴覚保護具、被験者、フィッティングおよび指導の影響を導き出します。 この試験方法では、低い音圧レベル (聴覚の閾値に近い) で収集されたデータが得られますが、より高い音圧レベルでの聴覚保護具の騒音低減値も表します。 この技術仕様は、レベル依存特性が有効になる点を超える音圧レベルのレベル依存聴覚保護具には適用されません。 注 2 500 Hz 未満の周波数では、この技術仕様に従って測定された実耳ノイズ低減データは、数デシベル高くなる可能性があり、周波数が低下するにつれて誤差が増加します。 このエラーは、テスト中に生理学的ノイズによって耳が塞がれた閾値がマスキングされることによって発生します。

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