JIS B 1045:2001
ファスナー 水素脆化判定のための予荷重試験 平行耐力面法

規格番号
JIS B 1045:2001
制定年
2001
出版団体
Japanese Industrial Standards Committee (JISC)
最新版
JIS B 1045:2001
範囲
この規格は,室温で締結用部品の水素ぜい化の発生を検出するための予荷重試験について規定する。この試験は,鋼製のもので,引張応力を受ける次のものに適用する。 ーボルト,ねじ及び植込みボルト ースレッドローリングねじ ータッピンねじ ードリルねじ ーナット 一座金 なお,試験は,10-35℃の温度範囲内で実施するものとする。この試験は,工程内管理に適したものであり,製造工程のいかなる段階の後に実施してもよい。このことは,受入試験として意図されたものではない。この試験は,処理条件又は操作技術における間違いや変化の評価に有効である。また,締粘用部品中の拡散性水素を減少させるための,めっき前及びめっき後の処理べーキング)を含むいろいろな加工段階の効果を判断することもできる。この試験は,製造業者又は加工業者の適切な工程管理の実施及び監視の責任を軽くするものではない。備考1.試験が,製造工程の最終段階の後,24時間以降に開始された場合には,水素ぜい化検出の可能性は著しく低下する。したがって,通常の場合,この試験は受入検査には適さない。備考2. この規格の対応国際規格を,次に示す。なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき, IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。

JIS B 1045:2001 発売履歴

  • 2001 JIS B 1045:2001 ファスナー 水素脆化判定のための予荷重試験 平行耐力面法



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