JIS B 0209-5:2001
ISO ユニバーサルメートルねじ、公差、パート 5: 電気めっき前の最大公差クラス h の溶融電気めっきおねじと嵌合するめねじの寸法の制限

規格番号
JIS B 0209-5:2001
制定年
2001
出版団体
Japanese Industrial Standards Committee (JISC)
状態
に置き換えられる
JIS B 0209-5 ERRATUM 1:2002
最新版
JIS B 0209-5 ERRATUM 1:2002
範囲
この規格は,JIS B 0205-3で規定する一般用メートルめねじの有効径及び山の頂の直径(めねじ内径)に対する寸法許容差及び許容限界寸法について規定する。なお,JIS B 0205-3で規定する一般用メートルめねじは,JIS B 0205-1によるよ基準山形をもっている。この規格によるめねじは,溶融亜鉛めっき前に公差位置hの最大寸法をもつおねじと組み合わせることを意図した。この規格に示すはめあい区分に対する許容限界寸法は,JIS B 0209-1で規定する公差から導き出した。公差位置AZをもつめねじに対する基礎となる寸法許容差は,次の公式によって計算した。ElAZ=+(300+20P)ここに,EIの単位はμm. Pの単位はmmで表す。公差位置AXをもつめねじに対する基礎となる寸法許容差は,次の公式によって計算した。EIAX=+(220P一20)ここに,Elの単位はμm, Pの単位は,mmで表す。この規格によるねじ山の公差で造られた製品は,その他の機械的性質を調整せずに,JIS B 1052による試験をしたとき,荷重不足を起こす場合がある。ねじ山のせん断という重大な危険を引き起こすことがあるという理由によって,この規格によるねじ山の公差をもつめねじは,JIS B 0209-4によるねじ山の公差をもつおねじと組み合わせてはならい。備考1.公差域クラス6AZのめねじは,溶融亜鉛めっき後に遠心分離機で処理をしたおねじと組み合わせることを意図した。公差域クラス6AXのめねじは,遠心分離機で処理をしない厚い皮膜をもつ溶融亜鉛めっき付きおねじと組み合わせることを意図した。備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき, IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。

JIS B 0209-5:2001 発売履歴

  • 2002 JIS B 0209-5 ERRATUM 1:2002 ISO ユニバーサルメートルねじ、公差 パート 5: 電気めっき前の最大公差クラス h の溶融電気めっきおねじと嵌合するめねじの寸法制限 (正誤表 1)
  • 2001 JIS B 0209-5:2001 ISO ユニバーサルメートルねじ、公差、パート 5: 電気めっき前の最大公差クラス h の溶融電気めっきおねじと嵌合するめねじの寸法の制限



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