JIS B 0907:1989
回転機械や往復機械の振動 振動強度測定器に求められる条件

規格番号
JIS B 0907:1989
制定年
1989
出版団体
Japanese Industrial Standards Committee (JISC)
最新版
JIS B 0907:1989
範囲
この規格は,機械の振動シビアリティの測定器に関する要求事項について規定するもので,一つの機械の振動の激しさを他の機械と比較する場合,測定器の不正確さがある範囲を超えないようにすることを目的とする。この規格に適合する測定器は,JIS B 0906(回転速度10~200 r/sで運転される機械の振動一振動評価基準の基本事項) [ISO 2372 (Mechanical vibration of machines with operating speeds from 10 to 200 rev/s - Basis for specifying evaluation standards)]に定められた測定を行うのに適しており,"回転機械及び往復動機械の振動シビアリティ測定器(以下,振動測定器という。)"と呼ぶ。この規格で規定する振動測定器は,振動の激しさの測定単位として定義されている振動速度のrms値を,直接に指示又は記録するものである。備考 1.真のrms値を指示するかどうかを試験する方法につしもては,これを附属書に示す。2.測定周波数範囲の制約はあるが,この振動測定器をこの規格で規定した測定精度と同等の測定精度が必要な他の場合にも使用することができる。例えば,構造物,トンネル,橋りょうなどの振動速度の測定に用いることができる。

JIS B 0907:1989 発売履歴

  • 1989 JIS B 0907:1989 回転機械や往復機械の振動 振動強度測定器に求められる条件



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