JIS B 0911:2000
機械的振動 機械的感受性と不均衡の影響を受けやすい

規格番号
JIS B 0911:2000
制定年
2000
出版団体
Japanese Industrial Standards Committee (JISC)
最新版
JIS B 0911:2000
範囲
この規格は,不釣合いに対する機械の振動の感度を求める方法を定め,運転速度に対する危険速度の近接の度合いの関数として感度の評価の指針を提供する。不釣合いの変化の起きやすさに対して,幾つかの機械をグループ分けすることもこの規格に含まれている。また,幾つかの特定の機械についてどのような感度の数値を適用するかについての推奨案を示す。1.2 機械を4.に示す三つのタイプに分類し,それぞれのグループの感度の値を5.に示す。この感度の値は単純な系の機械で,できれば全運転速度範囲内にーつだけ危険速度をもつような機械に適用すべきものである。複数の危険速度が互いに十分に(例えば,20%以上〕離れていれば,運転速度範囲内に多くの危険速度をもつ機械にも適用できるであろう。ここに提案した感度の数値は,特定の機械グループの受取り基準を提供することを意図したのではなく,むしろ重大な配慮不足や過度又は実現不可能な要求を避けるための指針を与えることを意図した。例えば,感度のより正確な測定が必要となるような特別な場合には,詳細な検討を行ううえでこの数値が役立つ。推奨する数値を参考として適切な対策をすれば,ほとんどの場合,満足な運転状態が期待できる。 これらの感度の数値に対して考慮するだけでは,必ずしも運転中の規定された振動値を超えないことを保証できない。振動の原因は,この規格のテーマ以外に数多くあることを認識しなければならない。

JIS B 0911:2000 発売履歴

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