この規格ほ，鉄道車両に搭載され，次の回路に給電する電力変換装置につV、て規定する。一主回路一動力車，客車及び付随車の補助回路この規格は，次の4章からなる。一1.総論一2.電力変換装置の共通事項一3.主変換装置の個別通則一4.補助変換装置の個別通則主変換装置，補助変換装置については，この規格の1.及び2.とその当該の章を適用する。電力変換装置の電子制御部に関する試験方法通則及び詳細を，JIS E 5006に，及びIEC 60571に示す。ゲート装置の場合，電子部は上記日本工業規格及びIEC規格に関連するが，使用条件，絶縁試験及び機能試験はこの規格による。この規格は，適応できる限り，その他のけん(牽)引車両，例えば，トロリーバスのような車両にも有効である。電源は，次の種類とする。一交流電車線一直流電車線一独立電源(車両搭載発電機，蓄電池及びその他の電気エネルギー源)この規格では“製造業者，“使用者”及び“受渡当事者”の用語は契約上の当事者をいう。この規格はIEC 60571に規定した道路用電気車両用，及び低電圧，低出力変換装置には適用しない。