ASTM E1356-23
示差走査熱量測定によるガラス転移温度の測定のための標準試験方法

規格番号
ASTM E1356-23
制定年
2023
出版団体
American Society for Testing and Materials (ASTM)
最新版
ASTM E1356-23
範囲
1.1 この試験方法は、示差走査熱量測定または示差熱分析を使用した材料のガラス転移温度の割り当てを対象としています。 1.2 この試験方法は、安定でガラス転移領域で分解や昇華を受けない非晶質材料、または非晶質領域を含む部分結晶質材料に適用できます。 1.3 通常の動作温度範囲は、-120 °C ~ 500 °C です。 使用する機器に応じて、温度範囲が拡張される場合があります。 1.4 SI 単位で記載された値は標準とみなされます。 この規格には他の測定単位は含まれません。 1.5 ISO 規格 11357–2 はこの規格と同等です。 1.6 この規格は、その使用に関連する安全上の懸念がある場合、そのすべてに対処することを目的とするものではありません。 適切な安全、健康、および環境慣行を確立し、使用前に規制上の制限の適用可能性を判断するのは、この規格のユーザーの責任です。 1.7 この国際規格は、世界貿易機関貿易技術障壁 (TBT) 委員会によって発行された国際規格、ガイドおよび推奨事項の開発のための原則に関する決定で確立された、国際的に認められた標準化原則に従って開発されました。

ASTM E1356-23 規範的参照

  • ASTM E1142 熱力学特性に関連する用語
  • ASTM E177 屋外騒音測定を実施するための測定計画策定のための標準ガイド
  • ASTM E473 熱解析に関する標準用語
  • ASTM E691 試験方法の精度を決定するための研究所間研究
  • ASTM E967 示差走査熱量計および示差熱分析装置の温度校正

ASTM E1356-23 発売履歴

  • 2023 ASTM E1356-23 示差走査熱量測定によるガラス転移温度の測定のための標準試験方法
  • 2008 ASTM E1356-08(2014) 示差走査熱量測定を使用したガラス転移温度の割り当てのための標準的な試験方法
  • 2008 ASTM E1356-08 示差走査熱量測定によるガラスの透過温度を測定するための標準試験方法
  • 2003 ASTM E1356-03 示差走査熱量測定によるガラスの透過温度を測定するための標準試験方法
  • 1998 ASTM E1356-98 示差走査熱量測定または示差熱分析によりガラスの透過温度を測定する試験方法
示差走査熱量測定によるガラス転移温度の測定のための標準試験方法



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