EN ISO 12696:2022
コンクリート中の鋼の陰極防食

規格番号
EN ISO 12696:2022
制定年
2022
出版団体
European Committee for Standardization (CEN)
状態
 2022-11
最新版
EN ISO 12696:2022
範囲
この文書は、新規および既存の構造物の両方における、セメントベースのコンクリートにおける鋼の陰極防食の性能要件を指定します。 コンクリートに埋め込まれた炭素鋼鉄筋やプレストレスト鉄筋など、建築および土木構造物を対象としています。 無塗装鉄筋にも有機塗装鉄筋にも適用可能です。 導電性繊維を含む鉄筋コンクリート(炭素や鋼など)には適用できません。 この文書は、建物または構造物の大気暴露、埋設、浸漬および潮汐要素に埋め込まれた鋼鉄に適用されます。 この文書は、8.6 で指定された保護基準を満たすことを目的として設計され、それを実証できるコンクリート中の鋼への陰極防食の用途にのみ適用されます。 これには、8.6 の基準がどの程度満たされているかを評価するために、保護対象の構造物のすべての部分に 6.3 で指定されている十分な性能監視システムを設けることが必要です。 この文書は、「初期陽極」の影響を軽減するためにパッチ修理に適用されるガルバニック陽極またはシステムには適用されません。 また、この文書は、8.6 の要件を満たすことができない、または 8.6 に指定されている保護基準を評価するために必要な性能監視システム (6.3 を参照) が備わっていない、いかなる形式の陰極防食システムまたはその他の電気化学的処理にも適用されません。 8.6を満たしています。 注 1 付録 A は、陰極防食の原則とコンクリート中の鋼への適用に関するガイダンスを提供します。 注 2 この文書は、コンクリートを除く電解質中での鋼の陰極防食を特に扱うことを意図したものではありませんが、たとえば 20 世紀初頭の鉄骨造の石材など、他のセメント質材料における鋼の陰極防食にも適用できます。 レンガとテラコッタで覆われた建物。 このような用途では、設計、材料、陰極防食の設置に関して、これらの構造に特有の追加の考慮事項が必要です。 ただし、この文書の要件はこれらのシステムにも適用できます。

EN ISO 12696:2022 発売履歴




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