T/CNFPIA 2002-2022
木材およびその製品の価値評価方法 (英語版)

規格番号
T/CNFPIA 2002-2022
言語
中国語版, 英語で利用可能
制定年
2022
出版団体
Group Standards of the People's Republic of China
最新版
T/CNFPIA 2002-2022
範囲
価値評価の要素とその決定 4.1 樹種は、GB/T29894「木材識別方法の一般原則」の規定に従って決定されます。 4.2 ボリュームの識別 4.2.1 ログボリュームは、GB/T4814「ログボリュームテーブル」の規定に従って計算されます。 4.2.2 製材材 製材材の体積は、GB/T449「製材材体積表」の規定に従って計算されます。 4.2.3 木製品 木製品の体積は、製品の実体積と原木利用率に基づいて原木体積に換算し、実体積を木製品体積として算出する。 原木体積と木製品の体積の計算式は式(1)のとおりです V = V 元・A…………………………………… …………………… (1) 木製品の実際の体積は、自然乾燥密度と質量を計算するための計算式は、式 (2) に示すとおりです。 V 系 = W/ρ………… ………………………………………………………… (2) ここに、 V——木製品の量、A——丸太の利用率、W——木製品の品質、ρ ——木製品の密度。 4.3 基本価格には、丸太、製材材、木製品原材料の基本価格が含まれます。 鑑定対象の価格は、市場価格がある場合は市場価格に基づき決定し、市場価格がない場合は同種木材及びT/CNFPIA2002-2022 3製品の価格に基づいて決定します。 ; 参考価格がない場合は、製造原価に基づいて価格が決定されます。 市場価格は、3 つの市場価格を調査し、平均した公正な市場価格によって決定されます。 評価対象に市場基準価格がない場合には、LY/T2047-2015 の 6.3 の内容に準じて原価法により基準価額を決定するものとします。 注:基本価格の単位は元/立方メートルです。 4.4 価値調整係数 4.4.1 「国家重点保護植物リスト」の一級保護樹種の価値調整係数は 10、二級保護樹種の価値調整係数は 5 である。 4.4.2 絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)の附属書 I の樹種の価値調整係数は 10、附属書 II の樹種の価値調整係数は 10 です。 5. 4.4.3 上記 2 つの状況以外の他の樹種の場合、値調整係数は 1 です。 注:評価の対象となる樹種は、保護樹種と、ワシントン条約(CITES)の附属書に記載されている樹種であり、保護レベルと管理レベルが同じ場合には、算出対象となります。 樹種の保護レベルに基づき、保護レベルと管理レベルが異なる場合は、中および高の保護レベルと管理レベルに従って計算されます。 5 価値評価 5.1 丸太及び製材の評価額は、基本価格を基準とし、その計算式は式(3)のとおりとなります。 S=s1・V・δ…………………………………… …………… …(3) 式中: S—評価額、s1—丸太・製材の基本価格、V—評価対象の体積(立方メートル)、δ—価値調整係数。 5.2 木材製品 5.2.1 保護管理樹種は、原材料の基本価格と評価対象の価値調整係数により決定され、計算式は式(4)のとおりである。 ……………………………………………………(4) 計算式中: S—評価額、s2—丸太・製材の基本価格、V—評価対象の体積、立方メートル; δ——値調整係数。 5.2.2 その他は、評価対象の原材料評価値とプロセス値から構成されます。 原材料の評価値は原材料の基本価格によって決まり、加工価値は製品の加工時間によって決まり、評価値の計算式は式(5)のとおりです:S=Sm+C… ……………………………………………………………………(5) 式中: S—評価値、Sm—木製品の原材料の評価値、C— —プロセス値。 原材料の評価額は、原材料の基本価格と木材製品の数量に基づいて決定され、計算式は式(6)のとおりです。 ……………… (6) 式中、Sm —— 木製品の原材料評価額、 s2 —— 木製品の基本原材料価格、 V —— 木製品の数量。 以上の内容を確認後、価値評価フォーム(付録A参照)に記入し、評価対象の状況に応じた評価値を算出します。

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木材およびその製品の価値評価方法



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