この規格は、ISO 5053で定義されている産業用車両の安全性に関する安定性とその検証方法を規定したものです。
この規格に含まれる産業用車両とは、レール上を走行する車両を除く、車輪を備えた自走式車両または歩行車を指します。
これらの車両は、オペレーター制御または無人で、ハンドリング、牽引、ジャッキアップ、持ち上げ、積み重ね、またはラック内での階層化を行うことができます。
GB/T 26949 のこの部分では、荷重の質量中心と車両の長手方向の中心面の間に大きなオフセットがある場合、オフセット荷重を使用したフル積載車両の安定性を検証するための追加テストが規定されています。
このパートは、次のタイプの車両に適用されます。
a) ISO 22915-2 で指定されたカウンターバランス型フォークリフト。
b) ISO 22915-3 で指定されたリーチ (伸縮マストまたはフォーク) およびフォークリフト。
c) ISO 22915-4 に規定されているパレットスタッキングトラック。
d) ISO 22915-7 に規定されている双方向および多方向操作(格納式マストまたはフォーク)を備えたフォークリフト。
e) ISO 22915-14 タイプの伸縮式フォークリフトに規定されているオフロード車両。
f) ISO 22915-15 で指定された関節式ステアリングを備えたカウンターバランス型フォークリフト。
g) ISO 22915-11 で指定された伸縮式フォークリフト。
h) ISO 22915-13 オフロード フォークリフトで指定されたポータル フレーム。
オフセットが次の値より大きい場合、それは重大なオフセットであるとみなされます。
- 定格吊り上げ能力が 5,000 kg 未満の車両: 100 mm。
- 定格吊り上げ能力が 5,000 kg 以上 10,000 kg 以下の車両: 150 mm。
-- 定格吊り上げ能力が 10,000 kg を超え 20,000 kg 未満の車両: 250 mm。
-- 定格吊り上げ能力が 20,000 kg 以上の車両: 350 mm。