ISO 10218 のこの部分では、ISO 10218-1@ で定義されている産業用ロボットおよび産業用ロボット システムと産業用ロボット セルの統合に関する安全要件を指定します。
統合には以下が含まれます。
a) 産業用ロボット システムまたはセルの設計、製造、設置、運用、メンテナンスおよび廃止。
b) 産業用ロボットシステムまたはセルの設計@製造@設置@運用@メンテナンスおよび廃止に必要な情報。
c) 産業用ロボットシステムまたはセルのコンポーネントデバイス。
ISO 10218 のこの部分では、これらのシステムで特定される基本的な危険と危険な状況について説明し、これらの危険に関連するリスクを排除または適切に軽減するための要件を提供します。
産業用ロボット システムでは騒音が重大な危険であると認識されていますが、ISO 10218 のこの部分では考慮されていません。
ISO 10218 のこの部分では、統合製造システムの一部としての産業用ロボット システムの要件も指定しています。
ISO 10218 のこの部分は、プロセスに関連する危険性 (例: レーザー放射、排出されたチップ、溶接煙など) を特に扱っていません。
これらのプロセスの危険には他の規格も適用できる場合があります。