RFC 5414-2010
無線 LAN 制御プロトコル (WiCoP) (非推奨: 5415)

規格番号
RFC 5414-2010
制定年
2010
出版団体
IETF - Internet Engineering Task Force
最新版
RFC 5414-2010
範囲
はじめに ワイヤレス ローカル エリア ネットワーク (WLAN) の普及により、互換性のない設計やソリューションが多数登場しています。 CAPWAP アーキテクチャ分類法 [RFC4118] では、これらの設計の主なバリエーションについて説明しています。 その中でも、ローカル MAC (メディア アクセス コントロール) およびスプリット MAC アーキテクチャ設計は注目に値するカテゴリです。 ワイヤレス LAN コントロール プロトコル (WiCoP) は、主要なアーキテクチャ設計を認識し、さまざまな設計の WLAN エンティティに対応できる共通のプラットフォームを提供します。 これにより、異なるアーキテクチャ設計のワイヤレス ターミネーション ポイント (WTP) と WLAN アクセス コントローラ (AC) 間の相互運用性が可能になります。 したがって、WiCoP により、コスト効率の高い WLAN 拡張が可能になります。 また、WLAN テクノロジーの将来の開発にも対応できます。 図 1 は、ローカル MAC およびスプリット MAC WTP に別個の制御要素が使用される WiCoP の動作構造を示しています。 WiCoP は、共有インフラストラクチャ WLAN の増加傾向にも対応します。 Here@ WLAN 管理では、単一の物理 WLAN を共有するさまざまな論理グループの制御を区別し、分離する必要があります。 WiCoP は、論理グループに基づいてトラフィックを分離する一連のトンネルを通じて WLAN を管理します。 図 1 の WiCoP 運用構造は、各 WTP が多数のトンネルを使用して、制御用および論理グループごとにトラフィックを区別して分離していることを示しています。 このプロトコルを使用すると、物理インフラストラクチャを共有する論理グループと一貫した方法で WLAN を管理できます。

RFC 5414-2010 発売履歴

  • 2010 RFC 5414-2010 無線 LAN 制御プロトコル (WiCoP) (非推奨: 5415)



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