ISO 11691:2020
音響 - 無流ダクトマフラーの挿入損失測定 - 実験室での測定方法

規格番号
ISO 11691:2020
制定年
2020
出版団体
International Organization for Standardization (ISO)
最新版
ISO 11691:2020
範囲
この文書は、換気および空調システムで使用されるダクト付きの、主に吸収性の円形および長方形のサイレンサー、およびその他のダクト要素の流れを含まない挿入損失を決定するための実験室での代替方法を指定します。 注意 流れが重畳されたダクト付き消音器の実験室測定手順については、「この文書は設計速度が 15 m/s を超えない消音器に適用されます。 」に記載されています。 この方法には自己生成の流れノイズが含まれていないため、この文書は、この種のノイズがサイレンサーの性能評価に非常に重要であるサイレンサーのテストには適していません。 ほとんどのサイレンサー、特にオフィスや住宅では設計速度が 15 m/s 未満であるため、この文書は ISO 7235[5] に代わるコスト効率の高い代替手段となることがよくあります。 この文書に従って実験室で決定された挿入損失は、現場の設置で得られる挿入損失と必ずしも同じではありません。 ダクト内の音場と流れ場が異なれば、結果も異なります。 この文書では、音場は平面波モードによって支配されています。 通常のテストダクトを使用するため、結果にはダクト壁の構造振動を介した側面伝達が含まれる可能性があり、これが決定可能な挿入損失の上限を設定します。 この文書は、直径 80 mm ~ 2000 mm の円形サイレンサー、または同じ範囲内の断面積を持つ長方形サイレンサーに使用することを目的としています。

ISO 11691:2020 規範的参照

  • IEC 60942 電気音響、音響校正器
  • IEC 61183 電気音響騒音計の不特定放射音場と拡散音場の補正
  • IEC 61260-1 IEC 61260-1: 電気音響、サブオクターブおよび周波数帯域フィルター、パート 1: 仕様
  • IEC 61672-1 電気音響学、騒音計、パート 1: 仕様
  • IEC 61672-3 電気音響学、騒音計、パート 3: 定期テスト
  • ISO 3741 音響学 音圧法による騒音源の音響パワーレベルの決定 残響室精度法

ISO 11691:2020 発売履歴

  • 2020 ISO 11691:2020 音響 - 無流ダクトマフラーの挿入損失測定 - 実験室での測定方法
  • 1995 ISO 11691:1995 音響フローレスダクト消音器の挿入損失を測定する実験室測定方法
音響 - 無流ダクトマフラーの挿入損失測定 - 実験室での測定方法



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