ESDU 81020 A-1990
遷音速流における翼型二次元断面の剥離境界を推定する手法

規格番号
ESDU 81020 A-1990
制定年
1990
出版団体
ESDU - Engineering Sciences Data Unit
最新版
ESDU 81020 A-1990
範囲
ESDU 81020 は、剥離に近づく流れには厳密には適用されないコンピューター コードを使用した一連の圧力分布計算から剥離を定義する揚力係数対マッハ数曲線を予測する方法を提供します。 風洞データの分析から、最初に剥離が上面上流の衝撃位置で発生したか、それとも後縁のすぐ上流で発生したかに応じて、計算された圧力分布で使用するための 2 つの剥離基準が開発されました。 剥離は、後縁圧力係数が、自由流マッハ数または付着流における揚力係数による傾向の外挿から 0.05 発散したときに発生すると定義されました。 初期分離の条件は完全な分離境界に沿って変化するため、両方の基準を考慮する必要があります。 方法の詳細なステップバイステップの説明が提供されます。 この方法は、粘性ガラベディアンおよびコーン プログラムによるラグエントレインメント境界層理論 @ による計算を使用して開発されましたが、翼型の圧力分布を計算するための同等の方法を使用しても適用されます。 これは、キャンバーの有無にかかわらず、鋭利な基部または鈍い基部を備えたラウンドノーズ翼型に適用されます。 分離基準を開発するために使用された実験データは、上面と下面の両方で前縁の数パーセント以内に固定された遷移で、250 万から 2000 万の弦に基づくレイノルズ数で 0.6 から 0.85 の自由流マッハ数範囲をカバーしました。 この方法では、剥離揚力係数がマッハ数に対して緩やかに変化する揚力係数が 0.03 以内、剥離マッハ数が揚力係数に対して緩やかに変化するマッハ数が 0.005 以内の境界を予測します。

ESDU 81020 A-1990 発売履歴

  • 1990 ESDU 81020 A-1990 遷音速流における翼型二次元断面の剥離境界を推定する手法



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