T/QAS 006-2019
塩水中のカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムの定量 - 誘導結合プラズマ発光分析 (英語版)

規格番号
T/QAS 006-2019
言語
中国語版, 英語で利用可能
制定年
2019
出版団体
Group Standards of the People's Republic of China
最新版
T/QAS 006-2019
範囲
原理 サンプルは前処理後に誘導結合プラズマ分光計で測定されます。 測定対象の溶液を高温のプラズマトーチに導入し、測定対象元素をイオンや原子に励起し、指定した波長における各元素イオンや原子の発光スペクトル強度を測定します。 スペクトルは試料中の測定対象元素の濃度と関係があり、一定の範囲内で直線関係があるため定量分析を行います。 4 試薬および材料 分析には、特に記載のない限り、GB/T 6682 に準拠した高純度の純試薬および分析用水が使用されます。 a) 硝酸: ρ (HNO3) = 1.42g/mL; b) 塩酸: ρ (HCl) = 1.19g/mL; c) カリウム標準液 (1000μg/mL): 市販品; d) ナトリウム標準液 ( 1000μg/mL):市販; e) カルシウム標準液(1000μg/mL):市販; f) マグネシウム標準液(1000μg/mL):市販; g) 高純度アルゴン:アルゴン含有量 ≥99.999 %。 5 機器・装置 実験に使用した主な機器・条件は以下のとおりですが、記載のないものについては付録 A を参照してください。 a) 誘導結合プラズマ発光分光計; b) 分析天秤(感度 0.1mg)。 6 サンプル サンプルは密閉されたプラスチックバケツに保管されます。 7 分析ステップ 7.1 サンプルの前処理: サンプルを適切に希釈した後、25 mL を 250 mL メスフラスコに移し、5 mL の塩酸 (b) を加えてよく振ります。 その後、5 mL の硝酸 (a) を加えて容量を 250 に調整します。 mL(乾燥させて秤量した容量)ボトル)をよく振り、K+、Na+、Ca2+、Mg2+の検査に使用します。 7.2 直列標準液の構成 測定する元素標準液(c、d、e、f)100mLを全量フラスコ1000mLに正確に移し、水で標線まで希釈する カリウム、ナトリウム、カルシウム、カリウムの質量濃度この溶液中のマグネシウムは 100 μg/mL です。 表1に従い、測定したい元素の標準液(100μg/mL)を100mLメスフラスコに移し、塩酸(b)5mLを加えてよく振り混ぜた後、硝酸(a)5mLを加えます。 定量にし、水で標線まで薄め、よく振ります。 表 1 標準使用溶液 (単位: mg/L) 1 2 3 4 5 6 Ca2+ 0.0 0.5 2.0 10.0 20.0 40.0 Mg2+ 0.0 300 50.0 100 200 20.0 Na+ 0.0 5.0 300 100 20.0 200 K+ 0.0 1.0 5.0 20.0 50.0 100 7.3検量線 測定する素子の性能や装置の性能に応じて、アルゴンガス流量や高周波発生器の出力などの測定条件を最適化して描画・測定します(付録A参照)。 標準溶液を対応する波長で測定し、質量濃度(μg /mL)で測定した値を横軸、対応する放射線強度を縦軸として検量線を描きます。 7.4 測定:標準液と同じ条件で校正液系列(7.3)、ブランク液、サンプル液(7.1)をそれぞれ測定し、放射線強度を測定します。 8 データ処理 測定により、測定された試料の放射線強度に応じて、検量線上で測定元素の質量濃度ρ(mg/L)を求めます。

T/QAS 006-2019 発売履歴

  • 2019 T/QAS 006-2019 塩水中のカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムの定量 - 誘導結合プラズマ発光分析



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