適用範囲 この文書は、加硫物および未硬化コンパウンド中の総有機含有量、カーボンブラック含有量および灰分を測定するための熱重量分析法を規定しています。
300 °C での質量損失は、化合物の揮発性物質含有量のおおよその目安となります。
この方法は、単独または混合物として存在する以下のゴムを含むゴム化合物および加硫物の分析に適しています。
a) 天然または合成起源のポリイソプレン。
b) ポリブタジエン。
c) スチレン-ブタジエン共重合体。
d)イソブチレン-イソプレン共重合体。
e) エチレン-プロピレンコポリマーおよび関連するターポリマー。
注 この方法の適用分野は、類似の組成を有する既知のコンパウンドまたは加硫物を使用して事前にこの方法の適用性がテストされている限り、このサブ条項に記載されているものとは異なるゴムを含むコンパウンドの分析に拡張することができます。
他の化合物は ISO 9924‑2 でカバーされています。
この方法は、熱分解中に炭素質残留物を形成するポリマーを含むゴムには適していません。
BS ISO 9924-1:2023 発売履歴
2023BS ISO 9924-1:2023 ゴムおよびゴム製品の熱重量分析による加硫ゴムおよび未硬化化合物の組成の決定ブタジエン、エチレン-プロピレン共重合体およびターポリマー、イソブチレン-イソプレン、イソプレンおよびスチレン-ブタジエンゴム
2016BS ISO 9924-1:2016 ゴムおよびゴム製品 熱重量分析による加硫および未加硫コンパウンドの組成の測定 ブタジエン、エチレン-プロピレンコポリマーおよびターポリマー、イソブチレン-イソプレン、イソプレンおよびブタジエンゴム
2001BS ISO 9924-1:2000 ゴムおよびゴム製品 熱重量分析による加硫および未加硫コンパウンドの組成の測定 ブタジエン、エチレン-プロピレンコポリマーおよびターポリマー、イソブチレン-イソプレン、イソプレンおよびブタジエンゴム