EN 302 規格のこの部分では、気候サイクル中に接着剤から発生する酸の作用によって引き起こされる木材繊維の攻撃に対する接合部の耐性への影響を決定する方法について説明しています。
これは次の用途に適しています。
a) 規格 EN 301 に関する接着剤の適合性を評価する。
b) 負荷がかかった木材および木造構造物に使用される接着剤の使用と品質の適合性を評価する。
c) 接着後の接着剤が化学作用により木材の耐久性に悪影響を与えるかどうかを判断する。
この試験は主に、定められた気候環境での使用への適合性に応じて、負荷がかかった木造構造物に使用される接着剤を分類するための性能データを取得することを目的としています。
このテストはスプルース (Picea abies L) を使用して実施されます。
この方法は、数値設計データを提供することを目的としたものではなく、使用中の接着部品の挙動を必ずしも表すものではありません。
木質パネルの構築における接着剤の適合性を評価することを目的としたものではありません。