ISO 20899:2018
水質 - プルトニウムとイウム - ICP-MS を使用した検査方法

規格番号
ISO 20899:2018
制定年
2018
出版団体
International Organization for Standardization (ISO)
最新版
ISO 20899:2018
範囲
この文書は、誘導結合プラズマ質量分析法 (ICP-MS) によって水中のプルトニウムおよびネプツニウム同位体 (239Pu、240Pu、241Pu、および 237Np) の濃度を測定するために使用される方法を指定します。 得られた濃度は、さまざまな同位体の放射能濃度に変換できます[9]。 238Pu は、半減期が比較的短いことと 238U の等重干渉のため、この方法ではほとんど測定できません。 この同位体を定量するには、他の技術 (衝突反応セルを備えた ICP-MS、衝突反応セルを備えた ICP-MS/MS、または化学分離) を使用できます。 ISO 13167[10]に記載されているアルファ分光測定法が現在使用されています[11]。 この方法は、塩分負荷が 1 g・l-1 未満のすべての種類の水に適用できます。 サンプルを希釈して、調製および測定アセンブリに適合する生理食塩水負荷および活性濃度を有する溶液を得ることが可能である。 溶解核種の測定には 0.45 μm での濾過が必要です。 サンプルの酸性化と化学的分離は常に必要です。 定量限界は化学的な分離と測定装置の性能によって異なります。 この方法は、およそ[12][13]の範囲の放射能濃度の水中の同位体の測定を対象としています。 — 241Pu の場合、1 Bq・l−1 ~ 5 Bq・l−1。 どちらの場合も、化学分離前に希釈を行えば、5 Bq・l-1 より高い放射能濃度のサンプルを測定できます。 少なくとも 1000 の事前濃縮ステップを経て 241Pu を測定することが可能です。

ISO 20899:2018 発売履歴

  • 2018 ISO 20899:2018 水質 - プルトニウムとイウム - ICP-MS を使用した検査方法
水質 - プルトニウムとイウム - ICP-MS を使用した検査方法



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