ASTM UOP992-11
ICP-MS を使用した液体有機物および重質石油留分中の微量ヒ素の分析

規格番号
ASTM UOP992-11
制定年
2011
出版団体
American Society for Testing and Materials (ASTM)
最新版
ASTM UOP992-11
範囲
この方法は、マイクロ波分解および誘導結合プラズマ質量分析 (ICP-MS) によって、液体有機物および重質石油留分中の総微量ヒ素を測定するためのものです。 ヒ素の定量下限は 5 ng/g (質量 ppb) です。 UOP メソッド 946、HG-AAS による石油ナフサ中のヒ素で使用されるような、従来の抽出および消化によるサンプル調製は時間がかかり、問題があります。 必要とされる極端なサンプル前処理条件ではヒ素が揮発する可能性があるため、高沸点サンプルの場合には適しません。 UOP メソッド 986、マイクロ波分解および黒鉛炉 AAS を使用した重質石油留分中のヒ素では、マイクロ波分解が使用されますが、GF-AAS の感度制限により、分析には複数の分解を組み合わせる必要があります。 方法の比較を表 1 に示します。

ASTM UOP992-11 発売履歴

  • 2011 ASTM UOP992-11 ICP-MS を使用した液体有機物および重質石油留分中の微量ヒ素の分析



© 著作権 2024