ITU-T X.1161-2008
(プレリリース) 安全なピアツーピア通信フレームワーク

規格番号
ITU-T X.1161-2008
制定年
2008
出版団体
International Telecommunication Union (ITU)
状態
範囲
ピアツーピア (P2P) はネットワーク アーキテクチャのインスタンス化であり、すべてのピアが同等の権限と責任を持ち、サーバーおよびクライアント システムの権限と責任とはまったく異なります。 P2P 通信の場合、ピアはサーバーとクライアントの両方になることができます。 P2P ネットワークでデータまたはメッセージが交換されるとき、ピアは他のピアと直接通信します。 トラフィックと処理が各ピアに分散されるため、P2P ネットワークはサーバーおよびクライアント システムと比較して、高性能のコンピューティング能力や高帯域幅のネットワークを必要としません。 P2P 通信アーキテクチャはサーバーおよびクライアント システムのアーキテクチャとは異なるため、サーバーおよびクライアント アーキテクチャには当てはまらないさらなるセキュリティ上の脅威が出現します。 これを念頭に置いて、P2P アプリケーションは、P2P 通信に対するセキュリティの脅威を考慮しながら慎重に構築する必要があります。 この勧告は、セキュリティ上の脅威と P2P 通信のセキュリティ要件を含む、安全な P2P 通信のためのフレームワークについて説明します。 また、本勧告では、P2P 通信のセキュリティ要件を満たすためのセキュリティ機能についても記述されている。 P2P 通信のセキュリティ アーキテクチャと運用は [b-ITU-T X.1162] で定義されています。
(プレリリース) 安全なピアツーピア通信フレームワーク



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