ITU-T T.123-2007
マルチメディア会議用のネットワーク固有のデータ プロトコル スイート 研究グループ 16

規格番号
ITU-T T.123-2007
制定年
2007
出版団体
International Telecommunication Union (ITU)
状態
範囲
この勧告は、端末および MCU のプロトコル スタックを定義し、特定された各ネットワークのプロファイルの形式で T.120 プロトコル スイートのネットワーク固有の側面を指定します。 各プロファイルは、OSI 参照モデルのレイヤー 4 に拡張される一連のプロトコルを指定します。 この勧告の理論的根拠は次のとおりです。 音声会議とビデオ会議は、ISDN サービスのレパートリーの一部を形成することを目的としています。 ISDN 経由の電話会議には、接続における複数のメディア (音声、ビデオ、データ) の統合が含まれます。 これは、多数の物理チャネルの集合である場合があります。 ただし、これらのサービスの提供は ISDN に限定されるものではなく、他のさまざまなネットワーク シナリオも特定されています。 たとえば、CSDN は、ISDN と同様のサービスを提供しますが、柔軟性は劣ります。 また、PSTN は、パフォーマンスは制限されていますが、より容易に利用できるサービスを提供する場合があります。 電話会議は、PSDN および B-ISDN を介して拡張することもできます。 LAN は、企業内でローカルに会議を行ったり、広域ネットワークへのアクセス手段を提供したりする場合があります。 1.1 識別されるネットワーク ネットワーク固有のプロファイルは、[ITU-T F.702] の要求に従って、ISDN、CSDN、PSDN、および PSTN に対して定義されます。 この勧告の範囲には、B-ISDN および LAN も含まれます。 1.2 オーディオ信号とビデオ信号 マルチメディア会議におけるオーディオ信号とビデオ信号の処理は、場合によっては同じ接続上で多重化されたトランスポートが可能であることを除き、この勧告の一部ではない。 1.3 ISDN 通話のセットアップ オーディグラフィック電話会議用の ISDN 通話セットアップ手順の例を付録 I に示します。 これらの手順は次のことを示しています。 a) ISDN 情報要素の使用。 b) D チャネルと B チャネルの調整。 c) 接続確立のフェーズ。 d) 電話サービスとの連動。



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