PAS 62814-2012
再利用可能なコンポーネントを含むソフトウェア製品の信頼性機能およびテストのガイドライン (バージョン 1.0)

規格番号
PAS 62814-2012
制定年
2012
出版団体
IEC - International Electrotechnical Commission
範囲
この公開仕様は、コンポーネントの再利用とその新しい製品内での使用を保証するという概念を導入しています。 このような再利用部品を含む製品に必要なテストと分析に関する情報と基準を提供します。 目的は、再利用の信頼性を評価および保証する際に、再利用可能なソフトウェア コンポーネントおよびそのようなコンポーネントを含む複合システムの機能とテストに関するエンジニアリング要件をサポートすることです。 ソフトウェアの再利用の信頼性に重点が置かれているため、この PAS はハードウェアの再利用のみを考慮する IEC 62309 を補完します。 この以前のハードウェア関連の IEC 規格に加えて、現在の PAS は、再利用を目的としたソフトウェア コンポーネントおよび既存のコンポーネントを再利用する製品の開発および認定に適用される適切なソフトウェア関連規格をさらに横断しています。 言い換えれば、@ この PAS には、再利用のためのソフトウェア コンポーネントの機能、受信システムへの統合、および関連テストが含まれています。 それらの性能と認定、および受信システムの認定は、ISO/IEC 25000 [01]1、IEC 61508-3 [01] および IEC 61508-4 [03] などの既存の規格に準拠します。 システムおよびソフトウェアエンジニアリングに関する ISO/IEC 12207 [04] およびソフトウェアエンジニアリングの信頼性のシステム側面に関する ISO/IEC 25000 [01] のプロセスフレームワークが、この PAS に適用されます。 この PAS の目的は、分析とテストを通じて、再利用されたソフトウェア コンポーネントを含む新製品の機能の信頼性と環境への配慮が、新しいコンポーネントのみを含む製品と同等であることを確認することです。 これは、メーカーが次の顧客に、再利用されたコンポーネントを使用した製品の機能性と信頼性の保証を提供することを正当化することになります。 ハードウェア/ソフトウェアの各セットには固有の関係があり、その運用シナリオによって制御されるため、信頼性の決定では基礎となる運用背景を考慮する必要があります。 信頼性は安全性にも影響します。 したがって、必要と思われる場合はどこでも、IEC 60300-1 が安全問題に対処する方法に従って安全面を考慮する必要があります。 この PAS は、アプリケーション部門を担当する技術委員会による製品固有の規格の作成にも適用できます。 この PAS は認証を目的としたものではありません。



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