prEN ISO 148-2 rev
金属材料「シャルピー振り子衝撃試験」その2:試験機の校正

規格番号
prEN ISO 148-2 rev
出版団体
European Committee for Standardization (CEN)
範囲
ISO 148-2:2016 は、振り子式衝撃試験機の構造要素、全体的な性能、生成される結果の精度の検証を対象としています。 これは、たとえば ISO 148-1 に従って実施される振り子衝撃試験に使用される 2 mm または 8 mm のストライカを備えた機械に適用できます。 さまざまな容量、設計の振子式衝撃試験機に適用できます。 ISO 148 のこの部分に準拠した金属材料の産業、一般、研究室の試験に使用される衝撃機械は、産業機械と呼ばれます。 より厳しい要件を持つマシンは、リファレンス マシンと呼ばれます。 基準マシンの検証に関する仕様は ISO 148‑3 に記載されています。 ISO 148-2:2016 では、2 つの検証方法が説明されています。 a) 直接法は本質的に静的であり、機械の重要な部品を測定して、機械が ISO 148 のこの部分の要件を満たしていることを確認します。 検証と校正に使用される機器は国内または国際規格にトレーサブルです。 b) 間接法は本質的に動的であり、参照試験片を使用して吸収エネルギーの測定スケール上の点を検証します。 基準試験片の要件は ISO 148‑3 に記載されています。 振り子衝撃試験機は、直接法と間接法の両方で検証され、第 6 条と第 7 条の要件を満たさない限り、ISO 148 のこの部分に準拠していません。 ISO 148-2:2016 では、さまざまな評価方法について説明しています。 試験片を破壊する際に吸収される総エネルギーの成分。 この総吸収エネルギーは、 - 試験片自体を破壊するのに必要なエネルギー、および - 初期位置から最初の半サイクルのスイングを実行する振り子衝撃試験機の内部エネルギー損失で構成されます。 注 内部エネルギー損失は次の要因によるものです。 - 空気抵抗、回転軸のベアリングおよび振り子の指示針の摩擦。 これらは直接法で測定できます (6.4.5 を参照)。 - 基礎の衝撃、適切な測定方法や装置が開発されていないフレームや振り子の振動。



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