ISO 13577 のこの部分では、工業炉および関連処理装置 (TPE) の一部である燃焼および燃料処理システムの安全要件を規定しています。
注 TPE に共通の一般的な安全要件は ISO 13577-1 で規定されています (「はじめに」を参照) ISO 13577-1 の付録 B には、ISO 13577 の対象となる工業炉および加熱システムが使用できるプロセスのリストも含まれています。
ISO 13577 のこの部分は、付属書 E にリストされている燃焼および燃料処理システムに関連する重大な危険、危険な状況、および事象を扱います。
これは、メーカーが意図したとおりに使用し、予期した条件下で使用した場合に発生します。
ISO 13577 のこの部分は以下を対象としています。
- 手動遮断弁を含む下流の燃料配管。
- 燃焼用空気供給(酸素および酸素富化燃焼用空気を含む)および排ガスシステム。
— バーナー、バーナーシステムおよび点火装置;
——安全関連制御システムの機能要件。
ISO 13577 のこの部分は、気体燃料および液体燃料の遊離酸素を含む空気またはその他のガスによる酸化、または TPE 内で熱エネルギーを放出するそれらの燃焼に適用されます。
熱または触媒による後燃焼および廃棄物焼却の場合、ISO 13577 のこの部分は、プロセスの開始および/またはサポートのために設計された補助バーナーにのみ適用されます。
ISO 13577 のこの部分でカバーされる配管およびコンポーネントの圧力危険性は、規範付属書 A に記載されているカテゴリー I の最大圧力とサイズの関係内にあります。
ISO 13577 のこの部分では、使用するための情報に関する必要な要件も規定されています。
ISO 13577 のこの部分では、電気によって発生する加熱による危険性はカバーされていません。
ISO 13577 のこの部分は、TPE で処理された製品からの可燃性物質の放出によって生じる危険性については扱っていません。
ISO 13577 のこの部分は、ガス溶接および関連プロセスの、TPE 手動遮断バルブの上流の燃焼および燃料処理システムには適用されません。
ISO 13577 のこの部分は、石油化学および化学産業の高炉、転炉 (製鉄所)、ボイラー、加熱ヒーター (改質炉を含む) には適用されません。
ISO 13577 のこの部分は、TPE コントロール パネル/保護システムの上流の電気ケーブルおよび電源ケーブルには適用されません。
この文書は、発行日より前に製造された燃焼および燃料処理システムには適用されません。