ASHRAE LV-11-C062-2011
デマンド制御換気: 一般的な問題を回避する方法を学ぶ現場レッスン

規格番号
ASHRAE LV-11-C062-2011
制定年
2011
出版団体
ASHRAE - American Society of Heating@ Refrigerating and Air-Conditioning Engineers@ Inc.
範囲
要約 デマンド制御換気 (DCV) には、CO2 レベルの代理指標によって提供される占有レベルに応じて換気量を減らすことでエネルギーを節約する可能性があります。 ただし、@ 不適切に設置、設計、または運用されたシステムは、室内空気質 (IAQ) を犠牲にしてエネルギーを節約したり、エネルギーを犠牲にして IAQ を強化したりする可能性があります。 これらの結果は、実行可能なエネルギー効率測定のイメージを損なう可能性があります。 この論文は、占有レベルの代用として CO2 を使用する DCV システムの設計、設置および運用における共通の問題であると著者が信じていることを報告します。 2 つの商業オフィス、2 つの医療オフィス、および 2 つの学校環境の 6 つの HVAC システムが調査されました。 設計図面@エアバランスレポート@と現在の設備設定を調査しました。 4 つのシステムは屋上のユニット制御ロジックを通じてローカルに制御され、2 つのシステムは中央ビルエネルギー管理システムによって制御されました。 機器の機能テストが実施され、CO2 レベル @ ファンの状態 @ および気流温度などのシステム パラメーターが記録されました。 機能テストは、システムの 3 つの側面に分割されました。 まず、CO2 制御信号の機能テストが実施され、CO2 センサーと外気ダンパーの位置間の制御リンクが適切に設定されていることを確認しました。 2 回目のセンサー配置機能テストは、センサー配置が管理ゾーンの CO2 レベルを正確に報告できることを確認するために実施されました。 第三に、外気 (OSA) レベルのテストが、空気バランス レポートを検査して OSA 率を決定し、システムが DCV 規格に従ってバランスがとれていることを確認することによって実施されました。 この調査では、さまざまな理由により、システムが適切に機能していないことが判明しました。 その理由の一部は重複していました。 機能しない理由としては、センサーの配置が不十分であること、機械スケジュールや設計文書に記載されている情報が不適切であること、ファンの循環の問題があること、取り付けが不十分であることが挙げられます。 故障モードの詳細が表示されます。 適切なエンジニアリング文書の要件について説明します。 Test@Adjust@Balance (TAB) の仕様と TAB の DCV 固有の要件、およびビルのオペレーターがシステム操作について知っておく必要がある情報が示されます。



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