ASHRAE LV-11-017-2011
一般的に使用される HVAC システムに対する簡素化されたモデル校正手順の適用

規格番号
ASHRAE LV-11-017-2011
制定年
2011
出版団体
ASHRAE - American Society of Heating@ Refrigerating and Air-Conditioning Engineers@ Inc.
範囲
要約 一般的に使用される HVAC システム用の簡素化された建物エネルギー シミュレーション モデルの校正手順が、ASHRAE 後援プロジェクト (ASHRAE RP-1092) を通じて開発されました。 この手順は 5 つの建物に適用されます。 この 5 つの建物には、44 階建てのオフィスビル、低層オフィスビル、教会、大学の教育棟、大学の研究棟が含まれます。 5 つの建物のうち 3 つはネブラスカ州オマハ (寒冷地) にあります。 テキサス州のカレッジステーション (高温多湿な気候) に 2 つの建物があります。 この文書では、5 つのケーススタディの校正手順と結果の概要を示します。 2 レベルのキャリブレーション手順は、モデル キャリブレーションに適したアプローチを提供します。 ケーススタディは、開発された簡略化されたモデル校正手順を使用して、さまざまなシステムを備えたさまざまなタイプの建物の短期現場エネルギー測定データを使用して長期エネルギー消費データを正確に計算できることを強く示しています。 第 1 レベルのキャリブレーション手順は非常に重要であり、モデルの精度が大幅に向上します。 第 1 レベルのキャリブレーション後のこれらの建築モデルでは、NMBE の平均絶対値が 41% から 6%@ に減少し、CV(RMSE) が 63% から 26% に減少しました。 第 2 レベルの校正手順では、これらの値がそれぞれ 2.5% と 22.4%@ にさらに減少しました。 4 週間以下の毎時測定データを使用してシミュレーションを校正した後、年間消費量値の予測誤差の絶対値の平均は 2.5%@、調査したケーススタディの最大誤差は 9% でした。 建物および HVAC システムに関する一般情報は、簡略化されたモデル キャリブレーションの最も重要な入力パラメータです。 短期間の時間ごとの冷水消費量と温水消費量は、校正にとって最も重要なエネルギー データです。



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