ASHRAE LO-09-031-2009
大空間階層空調ビルにおける気流分布の設計手法と最適化に関する議論

規格番号
ASHRAE LO-09-031-2009
制定年
2009
出版団体
ASHRAE - American Society of Heating@ Refrigerating and Air-Conditioning Engineers@ Inc.
範囲
はじめに 層状空調は、図 1@ に示すように、室内空間の下部ゾーン (占有ゾーン) @ を空調するために使用され、空調される占有ゾーンの熱パラメータは熱環境設計基準を満たすことができます。 省エネ戦略@ 成層空調システムは、占有ゾーンのみの熱/熱負荷を除去します。 その結果、冷凍能力が効率的に低下します。 給気ノズル@が設置されている高さ@のレベルを空調ゾーンの成層面とします。 層の高さは、層の表面から地面までの高さと定義されます。 一般的に言えば、熱環境設計基準の要件を満たす限り、層の高さは低い方が冷却負荷が低くなり、省エネ効果が向上します。 しかし、層の高さが低いと、空調ゾーンで不当な空気の分布が生じ、部分的な空調ゾーンでの温度分布の不均一なドラフトや熱的不快感などの副作用が生じる可能性があります。 さらに、室内の空気分布は供給空気の温度と速度に影響されるため、噴射ノズルの量と位置、ノズルのサイズと種類も考慮する必要があります。 最適な空気配分を備えた設計を達成するには、これらの要素を考慮する必要があります。 この論文で研究した大空間建築空間の分析に基づいて、最適化された設計方法論が提案されます。



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