FprCEN/TS 19102
引張膜構造設計

規格番号
FprCEN/TS 19102
出版団体
European Committee for Standardization (CEN)
範囲
(1) この技術仕様書は、構造膜材料で作られた建築物および構造工事の設計、解析および施工に適用されます。 これは、定義されたプレストレス レベルで機械的または空気圧で張力を与える膜構造の設計の指針を提供します。 注 1: 膜材料には、構造ファブリック、コーティングされた構造ファブリック、およびフォイルが含まれます。 注 2: この技術仕様に規定されていない引張表面構造の要素 (鋼鉄、アルミニウム、木材、またはその他の構造材料で作られたもの) は、それぞれのユーロコードの部品に従って設計されます。 (2) この技術仕様は、EN 1990 に規定されている、張力がかかった膜構造の抵抗、保守性、および耐久性の要件のみに関係します。 注: 安全基準は EN 1990 に従い、張力がかかった膜構造の特定の限界状態を考慮します。 (3) この技術仕様における設計と検証は、部分因子法と組み合わせた限界状態設計に基づいています。 注: プレストレスの作用、膜構造に対する雪と風の作用、および風と雨または雪の複合効果には特別な注意が払われます。 (4) この技術仕様は、解析的な手法から完全な数値シミュレーション手法まで、張力がかかった膜構造に適した解析手法をカバーしています。 (5) 本技術仕様書は、膜材料間の接続及び膜材料とその他の材料との接続を考慮する。 (6) この技術仕様は、構造膜が異なる材料で作られた他の構造要素と耐荷重能力を共有するという方法で、さまざまな種類の耐荷重挙動 (引張、圧縮、曲げ、膨張など) を統合するハイブリッド膜構造にも適用できます。 注: 「ハイブリッド構造」という用語は、この組み合わせた構造挙動または材料の使用を指します。



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